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Webhook を使用したConfluent CloudとMicrosoft Teamsの統合
2025.10.24 Confluent翻訳記事

本記事は Confluent blog の記事を翻訳し転載しています。

Jamsrandorj Dagvadorj
シニア ソフトウェア エンジニア

2025年8月22日 読み取り時間: 5 分

データストリーミングにより、現代の組織は新しい情報を迅速に取り込んで理解し、それを使用して現実世界の問題を本格的に解決できます。こうしたリアルタイムの洞察 (タイムリーな対応を必要とする重要な運用上のサイン) のなかには、その情報をチームの受信トレイに直接配信することが、それに基づいて行動するための最良の方法です。そのため、多くのお客様は、Confluent Cloud アカウントでサービスのイベント通知を直接利用するだけでなく、Microsoft Teams テナントと統合しています。

Apache Kafka® メトリックのアラートを Teams などのエンタープライズ コラボレーション プラットフォームと統合することで、次のことを即座に認識して対応することができます。

  • 重大なインシデント: Kafka クラスターの拡張失敗、Apache Flink® ステートメントの失敗、FAILED 状態のコネクター
  • 重要な警告: Kafka クラスターの縮小失敗、Flink ステートメントの性能低下、Flink ステートメントの自動停止
  • 有益な情報: Kafka クラスターの拡張完了、Kafka クラスターの縮小完了、コネクターの状態が PROVISIONING(プロビジョニング) から RUNNING(実行中) へのコネクターの状態の移行

これまで、Teams では受信 Webhook を作成・利用することでこれらの通知を受け取ることができました。つまり、これによって、一意の URL を提供し、外部アプリケーションはそのURLに、メッセージカード形式で JSON ペイロードをMicrosoft Teams チャネルにメッセージ送信することができたのです。

最近、Microsoft は Microsoft 365 コネクタの廃止を発表しました。これにより、以前の方法は機能しなくなりました。幸い、Power Automate を使用して、Microsoft の新しい Webhook 実装とアダプティブ カード形式で同じ結果を得ることができます。このガイドでは、その方法を紹介します。さっそく始めましょう。

Confluent Cloud をご利用でないは無料でお試しいただくか、製品デモをご覧ください。

Power Automate を使用したTeams ワークフローのリアルタイム運用 5 つのステップ

ここでは、Power Automate を使用したConfluent Cloud と Microsoft Teams間の新しいワークフローの作り方を紹介します。Power Automateは、企業向けワークフローの自動化と業務プロセスの最適化を実現するソリューションです。このアプローチは、Teams で必要なクラウド通知が Confluent アカウントにすでに設定済みであることを前提としています。

注: この方法は、アダプティブ カード形式でのみ動作します。メッセージカード形式は、2025年10月中旬にサポートされると報じられています。

1.Power Automate で自動化されたクラウド フローを構築する

フローを作成するには、まず Web ブラウザーで Power Automate に移動します。[New flow](新規フロー) ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから[Automated cloud flow](自動クラウドフロー) を選択します。

これにより、自動化されたクラウドフローの設定と命名が可能になります(後で変更または更新できます)。また、フローのトリガーを選択するように求められますが、ここではこの手順をスキップします。

使用したいトリガー [Teams Webhook が受信されたとき] ( When a Teams webhook is received)は、ここでの検索にはありませんが、次のステップで使用できます。

2.ワークフロートリガーとして「Webhook 受信」を追加する

次の画面で、画面中央に[Add a trigger](トリガーを追加)オプションが表示されます。クリックしてトリガーを追加し、検索バーに「teams」と入力して、トリガーとして[When a Teams webhook request is received ](Teams Webhookリクエストを受信したとき)を選択します。

次に、[Anyone](任意のユーザー)がフローをトリガーできるようにパラメータを設定します。これにより、Confluentからの通知を継続して受信できるようになります。

3.ワークフローで Teams チャットまたはチャネルにカードを投稿できるようにする

次に、[When a Teams webhook request is received](Teams Webhook 要求を受信したとき) と表示されたトリガー カードの下にある [+] ボタンをクリックして、応答として実行されるアクションを追加します。次に、[post card]を検索し、アクションとして[Post card in a chat or channel](チャットやチャネルにカードを投稿する)を選択します。

次に、[Post in](投稿) パラメータで、ドロップダウンリストから [Channel](チャネル) オプションを選択します。

4.ワークフロー アクションを設定し、チームIDとチャネルIDを追加する

[Channel](チャネル) オプションを選択すると、チーム ID、チャネル ID、またはアダプティブ カード JSON を追加するオプションが表示されます。これらのフィールドの読み込みには1~2分かかる場合があります。
[Adaptive Card](アダプティブカード) フィールドにカーソルを合わせ、表示される青い [fx] (次の画面キャプチャに表示) ボタンをクリックすると、ダイアログボックスが開きます。[Dynamic Content](動的コンテンツ)タブをクリックし、オプションのリストから[Body](本文)を選択し、[Add](追加)をクリックします。
[Adaptive Card](アダプティブカード) パラメータを設定したら、右上の [Save](保存) をクリックして、Microsoft Teams の Webhook URL を生成します。

Power Automate フローで、[When a Teams webhook request is received](Teams Webhook 要求を受信したとき) と表示されたカードをクリックし、HTTP URL をコピーします。これで、Confluent Cloud における Webhook を構成し、すべてが期待どおりに動作することを確認できる状態になりました。

5.Confluent Cloud に Teams Webhook を追加し、統合を検証する

新しいMicrosoft Teams統合をConfluent Cloudのデプロイメントと特定の通知に追加するには、2つの手順があります。

手順 1: 新しいグローバル統合を追加して、すべての Confluent Cloud 通知から Microsoft Teams Webhook URL にアクセスできるようにします。

まず、Cloud Consoleツールバーの右上にあるベルのアイコンをクリックします。

[Manage Notifications](通知の管理) 設定が開きます。[Microsoft Teams] の横にある鉛筆アイコンをクリックして、通知の1つに新しい統合を追加し、エンドポイントを検証できるようにします。

次に、以下の画面がポップアップ表示されます。[Add Microsoft teams url](Microsoft Teams の URL を追加) ボタンをクリックします。

次に、統合に名前を付け、上記のステップ 4 でコピーまたは保存した Webhook URL を追加します。以下ののスクリーンショットには、「my msteams integration」という名前が表示されます。

[Verify](検証)をクリックし、[Save](保存)をクリックします。これで、Microsoft Teams 統合が準備完了となり、個別の通知でテストできるようになりました。

手順2: エンドポイントを確認するために、特定の Confluent Cloud 通知に新しい Microsoft Teams 統合を追加します。

もう一度、Cloud Console ツールバーのベルアイコンをクリックして、新しいMicrosoft Teams統合を特定の通知に追加します。

統合を追加する特定の通知を選択し、その上にカーソルを置き、横に表示される鉛筆アイコンをクリックして通知設定を編集します。

選択した特定の通知の設定が開きます。通知設定で、[Microsoft Teams] チェックボックスと、手順1 で設定した名前付き統合を選択します。

次に、[Verify Microsoft Teams Integration](Microsoft Teams統合の検証)をクリックします。ここで指定した Microsoft Teams チャネルにテストメッセージが届きますので、統合が機能することを確認してください

設定が完了したら、通知設定の[update](更新)をクリックして変更を保存します。これで、選択したMicrosoft Teamsチャネルでその通知を受け取るようになります。

[Add another Microsoft Teams URL](別の Microsoft Teams URL を追加)をクリックして、他の統合 (手順 1 ~ 4 で設定したもの) を特定の通知に直接追加することもできます。

この手順1 で設定した新しい Microsoft Teams 統合と同じフィールド (名前と Microsoft Teams URL) が表示されます。

グローバル統合を追加したときと同様の手順でこれらのフィールドを入力し、[Verify integration](検証の確認) と[Save](保存) をクリックして、更新する特定の通知に追加します。

これで、同じ手順に従って、この統合を Confluent Cloud の他の通知に追加したり、他の Teams チャネルの自動フローを作成したりできます。

Confluent Cloud の使用についての詳細

Microsoft Teams と Confluent Cloud を統合する方法をご理解いただいたことで、運用メトリクスとアラートを関連する Teams チャネルに直接ストリーミングし、Kafka および Flink のユースケースにおけるトラブルシューティング、インシデント対応、生産性を加速できるようになります。さらに、Teams 内でユーザーフレンドリーな形式で提供することで、直接ユーザーではない共同作業者もリアルタイムな洞察を容易に得られるようになります。

Confluent Cloud についてもっと詳しい情報を知りたいですか?基礎または高度なオンボーディングセッションに参加して、包括的なガイダンスの紹介を受けてください。

原文:Using Webhooks to Integrate Confluent Cloud and Microsoft Teams

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