Grafanaは、インフラやアプリケーションなどのさまざまなデータソースから収集される各種メトリクス情報を可視化するためのツールです。Kibanaなどの他のダッシュボードツールに比べ、Grafanaの機能はシンプルですが、その操作性の容易さから、すぐに使いこなすことが可能なサービスです。

従来、ダッシュボードを構築するとき、全データをまとめて表示させることが課題でした。ほとんどの場合、いくつかのデータパイプラインをまとめる必要があるため、非常に複雑だったからです。

Grafanaはデータをまとめず、保管している元の場所から直接読み取ることができます。Grafanaのパネルにあるすべてのデータは外部のデータソースから読み取るため、Grafanaサーバにはデータを保存しません。
情報を取り出したり、保存するのではなく、直接情報にアクセスしそれを表示するのがGrafanaなのです。

GrafanaはマイクロサービスやAPIを監視するときに、最も基本で、必要である、4つの要素である、レイテンシー、エラーレート、トラフィック、サチュレーションを一つのダッシュボードで監視することができます。

今回、初心者向けに、Grafanaダッシュボードの操作方法のデモ動画を公開しました。
アラートシステムやいくつかのキーコンセプトをご覧いただけます。

■□Agenda■□
00:00　オープニング
06:00　デモStart
01:11　ダッシュボードについて
02:27　基本的な操作
04:00　データソースの接続方法
05:21　詳細なダッシュボード
05:46　SLO/SLIダッシュボード
07:15　ウェブサーバの監視ダッシュボード
07:45　異常値の詳細を確認する
08:47　アラートの作成
11:58　Contact points
13:14　エンディング